家族の中で、なぜか同じ問題が繰り返される。
本人を支えようとしているのに、むしろ状況が悪化してしまう…。
そんな時は、「その人個人の問題」ではなく、“家族全体のシステム”として捉えてみることがヒントになるかもしれません。
今回のエピソードでは、家族システム論の視点から、問題が維持される悪循環の構造について解説します。
✔ なぜ家族の問題は繰り返されるのか
✔ 「IP(問題を抱えているように見える人)」という考え方
✔ システムが変化を嫌い、元に戻ろうとする「自己制御性」
✔ 状況を維持する「第一次変化」と、システム自体が変わる「第二次変化」
✔ 不登校・ひきこもり・過干渉などにも通じる見方
「本人を変えよう」と頑張るほど、実はシステム全体が問題を維持していることがあります。
大切なのは、“誰が悪いか”ではなく、“どんな循環が起きているか”を見ること。
家族関係を少し俯瞰して考えるためのヒントとして、参考になれば幸いです。
【参考文献】
『変化の原理〈改装版〉問題の形成と解決』(P.ワツラウィック (著), J.H.ウィークランド (著), R.フィッシュ (著), 長谷川 啓三 (翻訳) 法政大学出版局)
https://www.amazon.co.jp/dp/4588182153/
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小林いさむ|公認心理師