「共感しすぎて疲れる…」
そんな感覚を抱えたことはありませんか?
相手の気持ちに敏感であることは、人間関係において大きな強みです。
その一方で、相手の感情に深く入り込みすぎることで、必要以上に疲弊してしまうこともあります。
今回のテーマは、「共感しすぎて疲れる」にどう対処するか。
そのヒントとして、“共感”には複数の種類があるという視点をご紹介します。
共感には主に3つの種類があります。
・情動的共感(相手の感情を自分のことのように感じる)
・認知的共感(相手の気持ちや状況を理解する)
・共感的配慮(相手を思いやり行動する)
実は、「共感疲れ」に深く関わっているのは、この中の“情動的共感”です。
相手の苦しみに寄り添おうとして感情を共有しすぎると、知らないうちに心が消耗してしまいます。
だからこそ大切なのは、感情に飲み込まれることではなく、適切な距離を保ちながら思いやりを持つこと。
「情動的共感」から「共感的配慮」へ。
共感のあり方を少し変えるだけで、人との関わり方はぐっと楽になります。
共感しやすくて疲れやすい方、対人援助職の方、人間関係で消耗しやすい方に、特に参考になる内容です。
共感との付き合い方を見直すきっかけになれば幸いです。
【参考文献】
『スタンフォード大学の共感の授業 人生を変える「思いやる力」の研究』(ジャミール・ザキ (著), 上原裕美子 (翻訳) ダイヤモンド社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478112088/ref
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小林いさむ|公認心理師