今回は、組織内のデジタル化を進めた先で直面した、極めて生々しい「コミュニケーションの限界」についてお話しします。
プライベート感の強かったLINEから、情報整理のしやすいGoogleチャットへと社内ツールを移行しました。これで情報の見落としは減るかと思いきや、本質的な問題は解決しませんでした。役職者に情報を投げても、その下の主任や現場スタッフへ情報が全く落ちていかないのです。口頭で補足しても、意図が伝わらない。
原因を掘り下げると、役職者レベルであっても、文脈を汲み取って動くことが難しく、「テキストで1から10まで指示を書かれないと動けない」という現場の『情報感度の鈍さ』が浮き彫りになりました。
・LINEの「Twitter化」を防ぐためにGoogleチャットへ移行した結果
・発信側(トップ)の「5W1H」の不足と、受信側(役職者)の意識の問題
・忙しさを理由に「指示待ち」になってしまう中間管理職のボトルネック
・ツール依存からの脱却。役職者の「情報感度」をアップデートする生存戦略
「ツールを変えても組織は変わらない」という、マネージャーなら誰もが突き当たるシビアな現実をメタ認知しながら、次の一手を考察します。
今日のご質問:
「部下や役職者に動いてもらうとき、あなたはどこまで細かく(1から10まで)テキストで指示を書いていますか? 文脈を汲み取ってもらうために工夫していることはありますか?」