今回は、良かれと思って用意した「組織のゆとり」が機能しないジレンマと、それを物理的なアプローチで突破する次の一手についてお話しします。
主任やリーダー層に対し、業務の効率化や質の向上を考えてもらうために、時間的な「余白(バッファ)」を意図的に作ってあげていました。しかしフタを開けてみると、彼らはその時間で、ただ通常の一般業務をただただ消化しているだけ。想定以上に「指示待ち」で動けない彼らの現在地が露呈してしまいました。
時に対話の手を少し離し、自分で考えさせる距離感の必要性を感じつつも、まずは今すぐできるアプローチとして、現場の「情報伝達の目詰まり」にメスを入れます。あっちゃこっちゃに情報が飛び交い、雑然と書類が無造作に貼られている共有ホワイトボード。ここを100均グッズやDIYの整理術を駆使して、劇的にスッキリ分かりやすくリデザインします。
・「余白」をクリエイティブに使えない、指示待ちリーダー層のリアル
・「逐一言い続ける指導」と「距離を置いて考えさせる指導」のバランス
・組織のコミュニケーションの乱れを象徴する、乱雑なホワイトボードの現状
・100均グッズを駆使したDIYで、情報の動線を直感的に美しく整える生存戦略
意識の改革という長期戦に挑みながら、まずは環境の美化という短期戦から組織をコントロールする、リアルなマネジメントの工夫をお届けします。
今日のご質問:
「あなたが部下に与えた『時間的なゆとり』は、意図した通りの管理・改善業務に使われていますか? それとも、ただの通常業務で埋め尽くされてしまっていますか?」