【第3章・発信の土台】一生懸命に伝えているのに、動機を疑われる——「あの人は目立ちたいだけ」「承認欲求だろう」。
この回から第3章。
テーマは「真実を伝えるという使命」、そのいちばんの土台「承認欲求ではない」というお話です。
生き方、信念、発信のあり方を考えたい方へ。
照子と智子さんには、発信当初から「ただ注目されたいだけじゃないのか」という声がありました。
一生懸命伝えているのに動機を疑われるのは、正直こたえます。
それに対して智子さんが2人を代表して答えてくれた言葉があります。
「照子たちは、皆さんに未来の希望を伝えたい、共に喜びを分かち合いたい、という気持ちで、お話しさせていただいております」。
この言葉には、大事な柱が3つあります。
第1に、恐怖でも注目でもなく「希望を伝えたい」という動機。
第2に、「皆さまのために」という姿勢。
そして第3に、伝えるべきことがあるから伝える、という覚悟。
目立ちたいから発信しているのではなく、伝えなければならないことがあるから発信している。
この順番を、照子は絶対に間違えたくないのです。
というのも、この原点を見失うと、発信はあっという間に注目集めの道具に変わってしまうから。
正直に言えば、数字が伸びるとうれしいし、反応が多いと、もっと過激なことを言いたくなる。
「こう言えばウケるかな」という誘惑は、常にすぐそばにあります。
だから照子は、何かを書くたびに自分に問い直します。
「これは誰かのためになる言葉か、それともただ自分が目立ちたいだけの言葉か」と。
これは発信する人だけの話ではありません。
何かを人に伝えるとき、その動機は相手のためか、自分のためか。
100点の動機はいりません。
たいてい両方が混じっている。
大事なのは、混じっていると自覚し、ときどき立ち止まって点検をやめないこと。
承認欲求そのものは悪ではない。
ただ、それを運転席に座らせないこと。
照子が日々自分と闘っている、正直なお話です。
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