【第4章・締めくくり】何かを続けているのに、誰にも気づかれず、報われないと感じていませんか。
この回は、「伝え続けるということ」について、照子の弱いところも含めた正直な気持ちのお話です。
継続の力、生き方に関心のある方へ。
第4章の締めくくりです。
発信を続けていると、正直、疲れることもあります。
きれいごとだけでは続けられません。
いつもあたたかい言葉を、と言っている照子にも、へこむ日はあるのです。
「胡散臭い」「嘘つきだ」——そういう言葉がまっすぐ飛んでくる日もたくさんある。
画面越しでも、鋭い言葉はちゃんと刺さります。
そして、何を言っても届かないと感じる夜もある。
「照子は、何をしているんだろう」と。
それでも照子が筆を止めないのは、なぜか。理由はたった一つ。
この便りを待っていてくれる人が、たしかにいるからです。
「あなたの言葉に救われました」「今日もがんばれそうです」——そう言ってくださる方が、確かにいる。
数の多さではありません。
たとえ一人でも待っていてくれる人がいる。
それだけで、続ける理由になるのです。
その一人のために書く。
照子にできるのは、大それたことではありません。
世界を変えることはできない。ただ、既存の報道が配る不安の、ほんの少し隣に、安心の灯りを一つ置いておくこと。
暗いニュースの外側に、まだ語られていない光があるのだと、言い続けること。
小さな灯りを必要としている人がいる限り、照子は灯し続けたいのです。
続けるのは、強いからできることではありません。
弱さも抱えたまま、それでも待っている人のために、もう一度立ち上がる。
その繰り返しです。もしあなたが、いま報われないと感じているなら、どうか大きな成果ばかりを探さないで。
あなたのそばにも、きっと小さな「ありがとう」があるはずです。
それに気づけたとき、続ける力はまた静かに湧いてきます。
灯りは小さくていい。
小さくても確かに、誰かの夜を照らしています。
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