インフルエンザAで仕事を休み、
そのあと、今度はギックリ腰。
犬を抱き上げることさえ難しく、
階段を上がるにも身体がぐらつく。
しゃがむことも、立ち上がることも怖い。
声もまだ、いつものようには出ません。
身体から、
「まだダメだ」
「まだ休め」
と、強くブレーキをかけられているようでした。
妻や患者さんからも、
「ちゃんと休んで」
「無理しないで」と言ってもらいます。
でも、仕事を止めれば、入ってくるお金も止まる。
法人市民税、法人県民税、消費税。
出ていくものは、こちらの体調とは関係なく流れていきます。
所得保障も、スズメの涙くらいはあるのかな、と考えたり。
そんな中、普段は患者さんに行っているセラピーを、
自分自身にやってみました。
身体の痛みに意識を向けて、
そこから反応するカードを一枚。
出てきたのが、
「さなぎ」
そして、
「たたんだ羽が
うずうずしている」
という言葉でした。
身体は動かない。
でも、その言葉を見たとき、
心はまさに、うずうずしていました。
脚が動かなければ、脚は休ませる。
声が出なければ、声も休ませる。
それでも頭が動くなら、考える。
手が動くなら、コツコツ手を動かす。
エネルギーがあるところを感じとり、
動くところを動かす。
動かないところは休ませる。
いつもと違うことは、犬たちにも分かっているようです。
それでも変わらず、そばにいてくれる。
飛ばなくてもいい。
羽をひらかなくてもいい。
止まって見える時間の中でも、
私は、それでも動いている。
そんな今を、そのまま曲にしました。
『それでも、動いている』
作詞:齊藤弘治
作曲・音楽制作:Sunoを活用して制作
[Verse 1]
犬を抱くことさえ
今日はできない
階段を上がるだけで
身体がぐらりと揺れる
しゃがめない
立ち上がれない
声もまだ
いつものように出ない
まだダメだ
まだ休め
身体の奥で
ブレーキがかかる
[Pre-Chorus]
こんなにも
止められたことが
あっただろうか
それでも
心は
うずうずしている
[Chorus]
飛ばなくても
私は それでも動いている
脚が止まるなら
脚は休ませよう
動くところを
動かせばいい
頭が動く
手が動く
コツコツ
コツコツ
たたんだ羽の内側で
私は
それでも動いている
[Verse 2]
妻は言う
「ちゃんと休んで」
患者さんも
「無理しないで」と言う
わかってる
ありがとう
だけど
入ってくるものは
止まったのに
出ていくものは
止まってくれない
法人市民税
法人県民税
消費税
所得保障
スズメの涙くらい
あるのかな
少し笑って
また横になる
[Verse 3]
いつもと違うこと
君にもわかるんだね
歩き方も
小さな声も
抱き上げられないことも
それでも君は
今日もそばにいる
何も言わずに
そばにいる
[Bridge]
さなぎは
止まって見える
だけど
中まで止まっているなんて
誰が決めたんだろう
さなぎになる前のことを
羽は覚えているのかな
今はまだ
わからない
羽をひらく必要も
ない
[Break]
まだダメだ
まだ休め
うん
もう少し
動かないところは
休ませよう
そして
まだエネルギーのあるところを
感じてみる
[Final Chorus]
飛ばなくても
私は それでも動いている
脚は休ませる
声も休ませる
心が動く
頭が動く
手が動く
なら
動くところを
動かせばいい
コツコツ
コツコツ
今日の私に
残っている力で
飛ばなくても
私は
それでも動いている
[Outro]
まだ休め
うん
もう少し
羽は
ひらかなくていい
心は
うずうずしたままでいい
コツコツ
コツコツ
動くところだけ
動いている
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