旭商事は、徳島県鳴門市(なるとし)でたまごの生産、卸をする会社。1967年にたまごの卸売業からはじまり、その後、液卵工場、直営農場をスタートし現在では農場からパッキングまで一貫生産をしています。1995年には「平飼い(ひらがい=ケージを積み上げて飼う「ケージ飼い」に対して鶏を地面に放して飼う養鶏法)」を始め、2018年には西日本で初めて「有機JAS認証」を取得した「オーガニックたまご」を発売。人・鶏・環境に優しくて美味しいたまごの生産をされています。
そんな旭商事の代表の山根さん曰く「日本では90%以上がケージ飼いで、平飼いは10%に満たない。」との事。平飼いの根底には、羽を広げて走り回り、砂浴びをして、止まり木で休憩するといった、鶏本来の行動欲求を大切にした「アニマルウェルフェア」という考え方があるそうです。さらに、「有機JAS認証」を取得するため約1年の月日を費やして有機のエサを確保。「鶏が食べたものでたまごができるので、鶏が安心な食事をすると安心なたまごになり、人も安心していただけます」と山根さんは言います。
僕と山根さんとの出会いは、約5年半前。ご紹介から山根さんの直営農場に伺った事がきっかけ。鶏が自由に動き回り、時に羽ばたき自然にえさをついばむ様子を見学。まだ日本では一般的な「ケージ飼い」の現実も知り衝撃を受けました。そして頂いた、とても美味しい卵。その後も時折連絡させて頂き、オーガニック畜産の状況などを教えて頂きました。今回満を持してのご登場。山根さんご自身についてもリスナーの皆さんとより深掘りしていきたいと思います。皆さん配信をお楽しみに!
●旭商事 公式サイト
https://asahitamago.jp/index.html
●旭商事 公式Instagram
https://www.instagram.com/eco_tama_asahi/?hl=ja