「ガザ・モノローグ」からタミール・ナジュム作、梅津尚子訳「ガザ市からラファに追いやられ」を読みました。
このモノローグには、無意味に追われ続け、人としての人生さえ歩めない虚しさと怒りが1人の男のセリフとして描かれています。
「世界は何をしているんだ?…こんなの動物以下だ。」
※「あぁ、確かにあんたたちは俺たちを「動物」って表現した。」
=2023年10月9日、イスラエルのガラント国防相が出した声明のなかで、パレスチナ人について「われわれは人間の顔をした動物と戦っているのだ。」と述べた一節を指している。
※ラファはガザ市最南部の「最後の砦」。エジプトとの境界にラファ検問所がある。2023年のイスラエル侵攻から、ガザ市の人々にはラファへの避難が促され、140万人以上が避難した。
しかし2024年5月からはイスラエル軍の地上作戦が激しくなり、ラファから他の地域への避難が促されてきた。
ラファは広範囲にわたり「ほぼ全壊し更地」になっている。(2024年5月)
https://gazamonologues-jp.com/
https://www.ashtar-theatre.org/
#朗読 #ガザモノローグ #gazamonologues
#パレスチナイスラエル戦争2023