「よだかの星」は1921年頃に執筆された作品。
賢治が亡くなったあとで発表されました。
賢治の哲学が散りばめられた悲しい作品です。
今回は舞台で朗読することを前提に、立って読んで録音してみました。動きのある感じ、距離感、次第に疲労していく「よだか」の様子は出たように思います。
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何も悪いことはしていないのに、外見で馬鹿にされ、疎まれている「よだか」。
羽虫を食べて生きるのでさえ罪だと感じて辛い。
鷹に無理難題を押し付けられ、「遠くの遠くの空の向こうに行ってしまおう。」と決意する。
「灼けて死んでもかまいません。
私のようなみにくいからだでも灼けるときには小さなひかりを出すでしょう。
どうか私を連れてってください。」
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こちらは2023年の録音です。↓
(前編)
https://stand.fm/episodes/64ad5a0ad37635590b123ac0
(後編)
https://stand.fm/episodes/64af63d54d38a901f416b916
#朗読 #宮沢賢治 #よだかの星