別れの本当の痛みは「今日の君を知らないこと」|オリジナルソング『今日の君を知らない』(女性・男性ボーカル版)
今回は、同じ歌詞を女性ボーカル版と男性ボーカル版で続けて歌ってもらいました。
声が変わるだけで、
思い浮かぶ相手も、
聴こえてくる物語も、
少し変わる気がしています。
別れたあと、
本当に苦しいのは、
一緒にいた時間がなくなることではないのかもしれません。
嬉しかった日。
落ち込んだ日。
仕事で認められた日。
夢が叶った日。
本来なら知るはずだった相手の人生から、
自分がいなくなること。
人は誰かを愛すると、
その人だけではなく、
その人と続いていくはずだった未来にも愛着を持ちます。
だから別れとは、
人を失うことだけではなく、
その人の未来を見届ける立場を、
静かに手放していくことなのかもしれません。
今回の曲は、
最初は失恋の歌として作り始めました。
でも書いているうちに、
これは恋人との別れだけの話ではないような気がしてきました。
離婚した人。
親しい友人と疎遠になった人。
大切な人との死別を経験した人。
留学や転勤で、
もう会えなくなった誰かがいる人。
そんな経験にも、
どこか重なる歌なのかもしれません。
note記事はこちら
https://note.com/kanousei/n/nedc23543e4d6
♪ オリジナルソング
『今日の君を知らない』
作詞:齊藤弘治
【収録順】
4:14女性ボーカル版
4:15男性ボーカル版
タイトル:今日の君を知らない
[Verse 1]
別れたあとに残ったのは
君のいない部屋じゃなくて
続いていくはずだった
ふたり分の時間だった
「今なにしてる?」
ただそれだけなのに
夜になるたび
もう聞けないんだと
おもいしる
[Pre-Chorus]
写真を見るより
声を思い出すより
苦しいのは
今日の君を知らないこと
[Chorus]
知らない未来で君はいる
朝が苦手だった君は今も
目覚ましを三つ鳴らすのかな
仕事で褒められた日も
泣きたくなる夜も
誰かに話せているのかな
失ったのは過去じゃない
一緒に歩くはずだった明日
愛していたのは君だけじゃない
君と生きる
未来だった
[Verse 2]
スーパーで見つけた
好きだったお菓子
「あ、まだ売ってるんだ」
そう思っただけなのに
伝えたい相手がいないことが
こんなにも寂しいなんて
桜が咲いた日も
風邪をひいた夜も
誰かがそばにいてくれたら
[Pre-Chorus]
気づけば名前を
探していた
知りたかったのは
特別なことじゃない
たまに僕のこと
思い出したりするのかな
[Bridge]
いつからだろう
知りたい
が
知らなくてもいい
になったのは
忘れたわけじゃない
探さなくなっただけ
[Final Chorus]
知らない未来で君はいる
もう隣にはいないけど
どこかで笑っていてくれたら
たぶん
それでいい
愛していたのは君だけじゃない
君と生きる
未来だった
君の未来は続いていく
僕の知らないままで
本当は最後まで
見届けたかった
[Outro]
知らない未来で君はいる
今日もきっと
誰かに笑っている
それを知らないまま
生きていくことが
別れなんだね
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